2018年7月11日更新
AI活用と自立支援・重度化防止の関係を検証 - 今年度も豊橋市とAIを活用したケアマネジメントに関する共同研究を継続します
AI活用と自立支援・重度化防止の関係を検証
今年度も豊橋市とAIを活用したケアマネジメント業務に関する共同研究を継続します
株式会社シーディーアイ(本社:東京都中央区、代表:岡本茂雄)は、昨年度に続き、豊橋市(市長:佐原光一)とAIを活用したケアマネジメント業務に関する共同研究を継続します。
昨年度の共同研究では、AIを活用することでケアマネジメント業務がどのように変化するかを中心に調査しましたが、今年度の共同研究では、自立支援・重度化防止との関係をはじめ、ケアマネジメント業務にAIを活用することによる効果を検証します。
《研究概要》
- 2018年7月11日から2019年3月31日までの研究期間中、豊橋市内のケアマネジャー45名が自立支援を目指すケアデザイン人工知能「CDI Platform MAIA」を利用
- 調査対象者(上記ケアマネジャーが担当する介護サービス利用者のうち研究参加に同意いただいた方)の状態を複数の手法で定期的に確認
- 調査対象者の状態の変化と、平均的な状態の変化を比較することで、自立支援・重度化防止との関係をはじめ、ケアマネジメント業務にAIを活用することによる効果を検証
2017年度 | 2018年度 | |
調査内容 | AIを活用することによる ケアマネジメント業務の変化を検証 |
ケアマネジメント業務にAIを 活用することによる効果を検証 |
調査機関 | 約3ヶ月 | 約9ヶ月 |
調査対象者 | 71名 | 600名(予定) |
調査手法 | アンケート |
調査対象者の状態を |
《研究背景》
- 政府は経済財政運営と改革の基本方針2018(2018年6月15日閣議決定)において「自立支援・重度化防止等に資するAIも活用した科学的なケアプランの実用化に向けた取組を推進する」との方針を示しています。
《CDI Platform MAIAについて》
- ケアマネジャーが介護保険制度の歴史とともに現場で培ったノウハウを学習した「自立支援を目指すケアデザイン人工知能」です。
- 学習した膨大な経験知から介護を必要とされる方の自立可能性を見つけ出し、ケアプランと将来予測を提案します。
《シーディーアイについて》
- 介護事業者11グループ、ヘルスケア関連事業者2社、産業革新機構をはじめとする金融機関3社から総額15億円の資本を調達して2017年に創業しました。
- 日本の介護業界が培った高度なノウハウとシリコンバレーにおける世界最先端のAI技術の融合に取り組んでおり、2017年度には豊橋市において日本初となるAIを活用したケアプランの作成支援実証プロジェクトを実施しました。
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以上