株式会社シーディーアイ[Care Design Institute Inc.]

2025

2025年2月4日更新

フレイル予防支援AI「SOIN-R」(そわんえーる)が、日本老人福祉財団様で採用され、入居者の健康維持・改善に貢献しています。

一般財団法人日本老人福祉財団は、フレイル予防支援AI「SOIN-R」の導入結果を発表しました。運営する介護付き有料老人ホーム〈ゆうゆうの里〉において、SOIN-Rの利用開始から1年間で、入居者の8割以上に健康状態の維持・改善が見られたことが確認されました。

<SOIN-Rとは?>
SOIN-Rは、加齢による心身の衰え(フレイル)を予防するための取り組みを支援するAIシステムです。厚生労働省の「基本チェックリスト」に基づき、利用者の健康状態を「健常・プレフレイル・フレイル」の3段階で評価し、健康状態リスクの早期発見に繋がります。

主な機能
・現在の健康状態の判定と1年後の予測
・3年以内の要介護認定リスクの予測
・7項目の機能低下リスクの分析と対策を提案
① 全般的な生活機能
② 運動機能
③ 低栄養
④ 口腔機能
⑤ 閉じこもりリスク
⑥ 認知機能の低下リスク
⑦ うつ傾向の可能性

SOIN-Rは、課題やリスクを視覚化し、個別に適した健康維持のアドバイスを提案します。これにより、高齢者自身の健康意識を高めるとともに、介護施設や自治体の職員がより効果的な支援を行えるようになります。施設や自治体への導入を通じて、フレイルの進行を抑え、健康寿命の延伸を目指す取り組みに貢献します。

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